のぼり旗と色あせの問題を、使い方や生地の選び方などで解決しようと思っても、なかなかむずかしいものです。
2つの方法からどうするかを考えるしかありません。
◎のぼりの設置場所には注意しましょう。:https://www.joetsutj.com/articles/28238532
◇“日陰に立てる”というのは現実的ではない。
のぼりの色あせを最小限に留めるには2つの方法しかありません。
1つはのぼりの設置場所と使い方を変えること。
もう1つは、のぼりの生地や印刷方法を一考することです。
1つめにあげた「のぼりの設置場所や使い方」は、紫外線の強い場所に設置するのをやめて、使わないときは日の当たらない場所に移動するか収納するということです。
しかしそれでは本末転倒になってしまうので、現実的ではありません。
◇生地や印刷法を変えても1年程度なら無意味?
2つめの「生地や印刷方法を一考」というのは、テトロンツイルという通常より太い糸で織られた生地を使う。
インクジェットではなくシルク印刷でのぼりを作ってみるということです。
しかしそれで長寿命になっても1年程度。
驚くほどの違いはありません。
◇究極のところ“のぼり旗の色あせ問題”は、どのような手段を講じても画期的に長寿命となる方法はありません。
通常の生地(テトロンポンジ)なら、色あせも含めて寿命は3カ月。
テトロンツイルなら1年程度が目安になっています。
オリジナルののぼりを長く使いつづけたいということであれば、使いたい年数分の枚数を計算して発注するのが最善の策。
枚数は多くなればなるほど安くなります。
サイトにある価格表などから確認してみてください。