のぼりはどんな使い方をしていても1年が過ぎれば色あせを起こします。
そもそもワンクールといって、のぼりは季節商品。
ソレが知っている人の常識です。
◇夏の暑い時期なら半年でもいいほう。
のぼりの耐用期間は長くても半年。
知っている人、使い慣れている商店主や広告・宣伝のプロなら、3カ月をメドにしているはずです。
のぼりが何年ももつなどミラクルな話です。
のぼり旗は立てかける場所によって、色あせのスピードが遅いか早いかの差は出ます。
仮に真夏の外気に触れる店頭に立てかけて24時間使っていたら半年もちません。
◇色や画像によって褪せ方が違ってくる。
色あせの部分が、どこにいちばん激しく出ているかを検証してみましょう。
色でいえばピンク系の色は色あせしやすいです。
黒やオレンジの濃い色は比較的色あせしにくいですが、同じオレンジでもパステル調になると色あせがすすみます。
インクの生地へのしみこみ具合と量・濃淡の違いによるものです。
画像や写真を入れてプリントしたものは、淡いトーンから先に色あせしていきます。
ベタ系の色は目立ちません。
◇のぼりの耐用期間は、国産の生地とインクを使った通常品質のものでも、もって半年です。
色あせしにくい配色も考えましょう。
白地にパステル調の色をアクセントに使ったのぼりなどは、出来上がって数カ月は色もキレイですが、直射日光にあたると一気に色あせがすすみます。
その状態で1年も使っていると、白い旗に見えてしまうこともあります。
何年も長持ちするものではありません。
半年で色あせなら、まあまあです。