インクや生地の質とのぼりの色あせは関係ありますか?

のぼりに起きる色あせやインクの割れなどは、生地・インクの品質と深く関係しています。

安価なのぼりを優先して発注しているとそのような目にあいます。

◇海外の粗悪品が横行するのぼり旗業界。

インクや生地の質とのぼりの色あせ~。

これについては「ある」と言えます。

のぼり旗の製作や印刷を生業とする業界は、激しい価格競争にさらされてきました。

「少しでも安く、少しでも早く」というのが業界の合い言葉になってきたと言っても過言ではありません。

その結果、激安・短納期を売りにする一部の業者では、海外の安い生地やインクを大量に輸入し採算をとってきました。

それが一因でもあります。

◇江戸時代は職人の腕の見せ所だった。

のぼりは平安時代から始まった日本古来の宣伝物で、江戸時代に入ると、生地やインク、染めの技法などは日本の職人がワザを競ってきたものです。

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現代では激安を希望するニーズに押されて、品質や技法より価格優先となってしまった悲しさがあります。

色あせは生地にインクの乗りが悪いと起き、インクが安物であれば、劣化してひび割れや滲みを起こします。

◇生地やインクには最低限の品質を求めましょう。

激安店が悪いのではなく、店選び・使い方の違いを知るべきです。

激安のぼり店は、客のニーズに応えて提供しているだけ。

その品質を知っている人は、廉価であることと引き替えに、短期のイベント利用などそれなりの使い方をしています。

色あせやインクの割れは代表的な現象です。

次回からは国産の旗づくりであることを確認して発注しましょう。